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2007年8月27日に行われた世界陸上大阪大会の男子ハンマー投げ決勝で、アテネ五輪金メダリスト室伏広治選手(32歳)はメダルに最も近いと言われながら6位に終わった

それでも、優勝したイワン・チホン選手と一緒にベラルーシ国旗を手に“ビクトリーラン”。室伏選手のさわやかな振る舞いに、観客席に感動の輪が広がった。

勝負は、80メートルを超えるハイレベルな戦いとなった。84メートル86の日本記録を持つ室伏選手は2投目まで、本来の投てきを見せることはできなかったが、3投目に今季初の80メートル台(80メートル38)を記録。最終6投目には今季自己ベストの80メートル46をマークしたが、メダルには届かなかった。

82メートル91で制したアテネ五輪以降、続いていた不敗記録は止まった。だが、室伏選手は「たくさんの人が見に来てくれたので盛り上がった」。五輪連覇に向け、「常に挑戦者の心で戦うだけ」としっかり前を見据えた。

スタンドでは、健闘をたたえる拍手が鳴りやまなかった。

陸上部でハンマー投げに取り組む前橋市の高校3年、岡本元さん(17)は、

室伏選手を「あこがれの存在」と言い、

「優勝したチホン選手をたたえる姿に感動した」と興奮した様子。

☆ きっと彼にとって、一生忘れないシーンとなるだろう!

 室伏選手が所属するミズノの同期社員10人も「同期の星」と記した紙を連ねて声援。

兵庫県川西市の佐藤夏樹さん(33)
「応援に来たつもりだったが、世界の強豪と戦う姿を見て逆に励まされた」と話していた。

(2007年8月28日 読売新聞より)
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