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2007年9月1日に行われた陸上の世界選手権大阪大会男子50キロ競歩で、競技役員の誘導ミスで途中棄権となった山崎勇喜(23歳)(長谷川体育施設)のもとへ、ファンから励ましの手紙や電子メールが70通も寄せられているという。読売オンラインが伝えた嬉しいニュースだ。

 山崎選手

「悔しさは、北京五輪のメダル獲得で晴らす」

と来夏の大舞台で、温かい激励に応える活躍を誓う。

あの日、残り1周残っていたのに、周回終了と勘違いした競技役員に導かれ競技場内へ入ってしまった。意識がもうろうとするなかゴールラインを越え、疲労と脱水症状でその場に倒れ込み、途中棄権となった。多くの人がテレビでこのアクシデントを知り、彼のがんばりに報いる何らかの措置がとれないものかと感じたと思う。

実際、レース直後から学生や主婦などから「テレビで初めて競歩を見ましたが、あんなに過酷とは知らなかった」「酷暑の中、歩き続ける姿に勇気づけられました」「くじけず北京五輪で頑張って」という手紙やメールが会社などへ届いたそうだ。

山崎選手は「役員のミスを責めるつもりはない。反響の大きさで身にしみたのは、期待に応えられなかった自分の情けなさ」と語る。

序盤から先頭集団で飛ばしたが、誤誘導の直前には9位まで落ちた。「あのまま続けても、(北京五輪が内定した)8位入賞はできなかった」

☆ この言葉には、スポーツ選手としての潔さだけでなく、冷徹に自分の力を客観視する科学者・実務者としての謙虚さを感じる。この気持ちと多くの人々の激励がかみ合ったとき、北京五輪での活躍は約束されるように思う。がんばれ!
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