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1970年の大阪万博で展示された、原爆と原子力の平和利用をモチーフにした巨大な織物(タペストリー)が修復され、滋賀県守山市の工場で2007年7月5日、報道機関に公開された。27日から8月15日(終戦記念日)まで広島市で一般公開される。

このタペストリーの原作の制作にも携わった白井進さん(65歳、龍村美術織物販売(京都市))は「色や素材を原作に合わせるのが大変だったが、復活できてうれしい。喜びや悲しみが伝わるよう、心を込めて作った当時の思いがよみがえってくる」。

このタペストリーはキノコ雲や原爆ドームを描いた「かなしみの塔」と、暖色の太陽で原子力の平和利用を象徴的に描いた「よろこびの塔」。ともに縦9.2メートル、横19.2メートル、重さ約940キロ。

 大阪府吹田市の万博公園を管理する万博記念機構が、3年後の万博40周年に向け、園内で保管していたタペストリーを点検したところ、傷みが激しかったため、制作した龍村美術織物販売(京都市)に依頼。一部を織り直したり、裏地をはり替えたりした。修復に要した工期は約5カ月、費用は約1千万円とのこと。
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